運送業のいまの数字
荷主との運賃・サーチャージ交渉、採用・給与判断、自社の経営健全性—— 中小運送会社の意思決定に直結する4つの数字を、一次ソース付きで毎週自動更新しています。 記事執筆や団体資料・行政向け提出資料への引用は自由です(出典表示のみお願いします)。
燃料と転嫁
軽油価格の動きは、荷主との運賃・燃料サーチャージ交渉の根拠になる数字です。
軽油小売価格(全国平均)
2026年7月13日調査時点/前週(2026年7月6日)比+0.1円/L
トラック運送の主要コストである軽油の全国平均は159.3円/L(2026年7月13日時点、資源エネルギー庁)。前週から+0.1円/L。
週次推移(保持全期間)
So What. 前年同週比は12ヶ月以上の履歴蓄積後に表示予定(週次で自動追加中)。まずは直近の動きを踏まえ、荷主との運賃・サーチャージ改定タイミングを検討してください。
出典: 資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」 / 2026年7月13日調査/週次更新
採用と給与
ドライバー求人倍率と平均年収は、採用計画・給与改定の議論の出発点になります。
自動車運転の職業 有効求人倍率
2026年4月時点/前年同月(2025年4月)比-0.12ポイント
全職業平均は1.02倍(差+0.97ポイント)
トラックドライバー職の有効求人倍率は1.99倍(2026年4月、厚生労働省)。全職業平均1.02倍の約2.0倍の逼迫水準。
月次推移(過去24ヶ月)
出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業別)」 / 2026年4月/月次更新
大型貨物ドライバー 平均年収(10〜99人企業)
2023年調査/営業用大型貨物自動車運転者
営業用大型貨物ドライバーの平均年収は466万円(10〜99人企業、2023年、厚生労働省 賃金構造基本統計調査)。
10-99人
466万円
100-999人
516万円
1000人以上
530万円
平均労働時間(全企業規模): 所定内177時間+超過35時間/月
出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(一般労働者・職種別) / 2023年調査/年1回更新
経営の立ち位置
道路貨物運送業全体の損益指標。自社の営業利益率と業界平均を比べる出発点に。
営業利益率(道路貨物運送業)
経常利益率
道路貨物運送業の営業利益率は2.13%、経常利益率は3.12%(令和6年確報(令和5年度決算実績)、中小企業庁 中小企業実態基本調査)。
売上原価率
76.64%
販管費率
21.23%
人件費率(販管費中)
39.22%
So What. 営業利益率2.13%という水準は、燃料や人件費の1%増で赤字に振れる余地があります。まず自社が業界平均のどちら側にいるかを確認してください。
出典: 中小企業庁「中小企業実態基本調査」 / 令和6年確報(令和5年度決算実績)/年1回更新